こんにちわ!まろんママです。
今回は、子供の困った行動について書いていきます。
子育てをしていて、子供がグズったりわがままを言ったり、癇癪を起したり、やてほしい事をしてくれなかったり…。
困った行動についついイライラしてしまいます。そのたびにガミガミと説教をしたり叱りつけたり。
子育ての難しさを痛感し悩んでいるお母さんに、少しでも解決に導けるようなヒントを発信していきたいと思います。
子供の行動に注目してみよう
子供は注目されることを必要としています。この事に気付くと、子供との接し方が変わってきます。
注目されると嬉しいのは大人でも一緒
例えば、想像してみてください。
自分が作った食事を家族のだれもが無言で食べ、食べ終えても何も言わずに片づけられたら…。
忙しい中でも一生懸命にメニューを考え、おいしく食べてほしいと思って作った食事を誰も「おいしい」「また作ってね!」などの感想もなく、食事を終えて家族が食卓から消えていく。
これほど悲しいことはありませんね。自分が無視されていると感じ、家族にとって自分の存在とは何なのか…迷ってしまいます。
この感情を子供に当てはめてみてください!
子供も同じく、自分の行動に注目してほしいのです。
良い行動で注目されるより困った行動で注目されたい
子供が自ら良い行動をして大人の注目を集めようとするより、困った行動をして注目を集めようとすることが多いのは、困った行動の方が手っ取り早く大人の注目を集められるからです。
私たち大人は、子供の様子を見ているつもりでも、子供の姿をちゃんと見ていないところがあります。
子供はもっと自分を見てほしい!という思いから、わざと困った行動を起こして大人の注目を集めようとするのです。
困った行動を減らすには!?
子供の困った行動を減らすには、肯定的な注目を向ける事です。
なんだか難しい事に思えますが、実はとっても単純なことなんです。
自分が家事をしながら子供が遊んでいる時に、ちょっとした子供の行動を褒めてあげるのです。
ブロックで自分なりに形を作り表現できた時、自分なりに考えたことを絵に描いている時などに「上手に作ったね!」「一人でできたの!?すごいビックリしたよ!」など、小さなこと一言でいいので褒めてあげます。
この小さな一言の褒める言葉が、子供にとっては「注目された!」という肯定的な注目を得ることができるのです。
家事に忙しい中で、じっくりと遊びに集中してもらうと親としてはとても助かるので、つい集中しているところに声をかけずに遊ばせてしまいがちですが、その時こそ声をかけてあげることが大切なのです。
ちょっとした声をかけることで子供は「注目してもらえている」という安心感を得ることができるのです。
この肯定的な注目を繰り返すことで、子供にしてほしい回数を増やすことができ、逆にしてほしくない行動の回数を減らすことができるのです。
大人が注目することで子供への見方が変わる
子供の行動に対して、つい口を出してしまいがちな親。しかし、子供の行動に対して口を出す前にちょっとだけ一息置いて観察してみましょう。
子供の悪い行動こそ少し間をおいてみよう
子供同士があなたの見守る中で喧嘩を始めたとします。

お前なんかもう友達じゃない!!
そんな言葉を我が子がお友達に言っているのを聞いた場合、お母さんはすぐに子供の間に入っていきますよね。

お友達にそんなこと言ったらダメでしょ!!
我が子がお友達のことを傷付けている姿を黙って見ているわけにもいかず、つい口を出してしまうのが親です。
しかし、ここで少し親が出るのを待ってみてください。ここから子供同士で解決し、再び遊び始めることができたら、そこが親の出る出番なのです。
「よく自分たちで仲直りできたね。お友達は大事にしようね!」と声をかけてあげることで、子供を肯定的に注目することができるのです。
注目を向けないことがダメな行動を増やす
こどもにしてほしくない行動をやってほしくない場合、たいていは大人が子供の行動に注目していない事が多いのです。
子供の行動に注目し、「見ているよ」という言葉をしっかりかけてあげることで、子供はしてほしくない行動を減らしていきます。
つまり、子供のダメな行動を起こしているのは大人であるといえますね!!
子供の行動をしっかり観察・分析しよう
子供の困った行動をいきなり変えようとせず、まずは子どもの行動をしっかり観察し、行動を分析してみましょう。
子供の行動を分類して考えて見る
まずは1冊のノートを準備します。
このノートに子供の行動を観察しメモしていきます。
困っている行動をすべて書きだしたら、その行動を3つのカテゴリーに分類していきます。
子供の行動の3つのカテゴリー
★してほしい行動(もっと目にしたい行動)
★してほしくない行動(目にするのがもっと少ない方が良い行動)
★許しがたい行動(やめさせたい行動)
これらの3つのカテゴリーに分けてみると、子供の行動すべてを叱るべきではないという事が分かってきます。
また、子供が抱えている困難や悩みが見えてくることがあります。
3つのカテゴリーにわけることで、その行動を子供が取ったときの対応も変わってきます。
3つのカテゴリーから親が学ぶこと
ノートに書きだし、3つのカテゴリーに分類すると子どもの行動に対しての親の学びが見えてきます。
してほしい行動
子供を肯定的に注目することができる行動。褒めることができる行動を学ぶこどができる。してほしくない行動
子供に他の事に注目を向ける事。つまり“無視する”ことを学ぶことができる。許し難い行動
親として断固たる制限を設けることを学ぶことができる。
3日~7日程度観察した上で3つのカテゴリーに分類してみると、子供に対してどのように接することが適切なのかを知ることができます。
3つのカテゴリーへの接し方
分類した3つのカテゴリーを見て、わが子の行動がよく見えてくると思います。
そのリストを見ながら、3つのカテゴリーの行動に対してのアプローチの仕方はそれぞれ違います。
3つのカテゴリーの接し方
してほしい行動 → 増やすしてほしくない行動 → 減らす
許し難い行動 → 辞めさせる
常にノートを持ち歩きながら、子供の行動を観察しノートに書き入れていきます。
そこから子供の行動に対してのアプローチを学んでいくのです。
さいごに
子供の困った行動に関しては、子育て中のお母さんにとっては永遠の悩みではないでしょうか!?
この悩みの解決になるように、少しずつヒントになる情報をシリーズで発信していきたいと思います。
今回は、まずは親が子供の行動を見てそのまま注意したり叱ったりするのではなく、子供の行動をしっかりと観察し分析することが重要であることをお話しました。
叱る前に子供の行動にはどんな意味が込められているのかを親が知ったうえで口を出していくべきなのです。
関わるにはちょっと難しいかもしれませんが、わが子の行動と自分の関りに一旦向き合ってみてはどうでしょうか!?
本日も読んでいただきありがとうございました 🙂
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