こんにちわ!まろんママです。
今回は、子供にしてほしい行動を増やすための褒めるコツについて書いていきます。
子育てしていて、一番難しいと感じるのが子供を褒めるほいうことではないでしょうか!?
言葉では褒めることはすごく簡単なのですが、子供にしっかり伝わるように褒めるには言葉だけでは難しいですね。
そんなお母さんに、子供に肯定的に褒める方法をお知らせしていきます。
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まずは褒め方の基本を知ろう!!
子供は褒められて育ちます。前回の記事でもお話していますが、子供に肯定的な注目をすることでしてほしい行動を増やし、してほしくない行動を減らしていくことができるのです。
褒める基本とは…
褒めるための基本的な要素があります。これらを意識することで効果的に褒めることができます。
行いを褒める
子供を褒めるのではなく、子供の行動を褒めることが基本です。「いい子だね」などの抽象的な褒め方は絶対にNG です。「○○してえらいね!」と行動を具体的に言いながら褒めるのが正解です。
タイミング
できるだけ早く褒めましょう。行いの最中や直後に褒めることが基本です。
目線
子供としっかり目線を合わせて褒めましょう。子供がお母さんの目を見て話しを聞いているのかも確認しながら褒めます。
からだ
常に子供と話す時は子供の目線の高さに合わせて話をしましょう。上から見下ろされるように話かけられると、子供は自信を失ってしまいますよ。
表情
褒める時は笑顔が一番ですが、無理に笑顔を作る必要はありません。作った表情で褒められても子供は不信感を持つだけです。感情と共に自然と表情も出てくるものです。
声の調子
声の調子は明るい方がもちろん良いです。無理に声のトーンを上げることはしなくて良いのですが、お母さんが嬉しいということを伝える自然なトーンで良いのです。
ことば
褒める言葉は短く・明瞭・肯定的でなくてはなりません。子供がした行動を言葉ではっきりと伝えることで、どんな行動が良かったのかを子供も理解することができます。
効果的に褒める
褒める時は辛口のコメントは含んではいけません。「頑張ってたけど、もう少し早くできるんじゃないかな!?」「ほら、できたでしょ!私が言ってた通りでしょ!」など、辛口のコメントが含まれると、褒めようとしているのにそれを台無しにしてしまっています。
褒める基本をマスターするまではメモを活用しよう
褒める基本はたくさん項目があるので、急にできるものではありません。
慣れるまではメモを活用していきましょう。自分が子供に褒めた言葉を書き留めておき、振り返りながら自分の褒め方を改善していけば良いのです。
いつ褒めるのか、それが大事です!
たいていのお母さんは、子供が行動し終わった時に褒めています。しかし、これでは子供にとっては一瞬の事で何を褒められたのか理解できていません。
子供を褒める機会をみつけよう!!
子供を褒める機会は実はたくさんあります。次のような状況の時こそ褒めるタイミングなのです。
1してほしい行動を始めた時
(自分から歯磨きを始めた)
2多少間違えていてもしてほしい行動をしている時
(靴を自分で履いているが、左右は逆である)
3 してほしい行動をしている時
(宿題をしている時)
4指示にすぐに従っている時
(「洗濯物たたんで」とお願いしてすぐに向かっている時)
5自分から始めている時
(何も指示していないのに自分から片づけをしている時)
6他の子供と上手に遊んでいる時
(順番を譲る、仲間に入れてあげる)
7してほしくないと思う行動と反対の事をしている時
(叫ばないで、小さな声で話をしている)
このような状況の時にこそ褒めてあげるのです。この関わり方により、子供は自信を持つことができ良い方向にぐんぐんと進んでいくようになります。
褒めることを習慣にしていこう!!
子供が良い行動をしていることを積極的に見つけて褒めるということを習慣にしていきましょう。
と言っても、いきなりは難しいしぎこちない自分に疲れてしまいますね…。
そんな時は、ノートを用意しその日に子供を褒めたことをメモに残していきましょう。
自分が子供にどんなことで褒めてあげたのかを後で振り返り、子供がどのように変化していったのかを見ることができます。
後でノートをみて振り返った時に、子供を褒めた自分を褒めてあげましょう!!自分の子育てに少しずつ自信を持てるようになってきますよ!
子供にとって難しい事は分割してあげよう!
大人でも、目の前に山積みの課題があると諦めたくなりますね。一人で課題をこなすのに何日かかるんだろう…。と課題の山をただ見つめているだけ。
子供にとっても同じことです。ハードルの高い課題が目の前にあると、諦めたくなるし逃げたいと思ってしまいます。
そんな時は、課題を分割して与えてあげましょう。
分割する例え
ズボンを履く → 片方だけ足を入れる
シャツを着る → 頭を入れる
靴下を履く → 足先だけを入れる
ほんの一例ではありますが、このように難しいと感じる課題は細かく分割し、そのできた部分を褒めてあげるようにします。
そうすることで、次のステップに進みやすくなり子供も諦めずに取り組むことができるのです。
さらに褒めることをみつけよう!
子供が取り組んだ事だけを褒めるのではなく、さらに褒めることがあれば、どんどん褒めていきましょう。
子供にしてほしい行動を褒める事に慣れてきたら、価値観や行動に関わる行動についても褒めるようにしていきましょう。
更に褒めるための行動とは
★よく考えた行動をとっている
★家族の決まりに従っている
★立派な価値観があることをしている
★賢い選択をしている
★問題行動の代わりに好ましいと思う行動をしている
子供が自主的にこれらの行動をするようになったら、褒められることで自分が認められたと理解した証拠です。
ここで褒める事を辞めてしまわずに、さらに褒めることを続けていきましょう。
さいごに
子供を褒めるということは簡単なようで奥が深い…。上辺だけの褒め言葉では子供の心には何も響きません
子供を褒めるという基本を知ることで、子供の心が成長するかどうかに違いが出てきます。
子供の褒め方をもう一度考え直し、関わってみてはいかがでしょうか⁉
本日も読んでいただきありがとうございました 🙂
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