アレルギー児への対応の仕方。安全で楽しい食事になるようにできること

保育士
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食物アレルギーを持つ子供が安全に食事をするにはどうしたら良い?

こんにちわ!まろんママです。
今回は食物アレルギーの子供に食事を提供する時に保育園として気を付けていかなくてはならない事について書いていきます。

食物アレルギーを持つ子供は年々増加傾向にあり、幼児教育の現場では今では施設に必ずと言ってよいほど、食物アレルギーの子供が入園しています。
食物アレルギーは遺伝も原因の一つでもありますが、最初に食した時の体調や量などによって発生することが多く報告されています。
アレルゲンとなる食物を体に入れてしまうと、激しいかゆみと共に蕁麻疹が出たり、嘔吐や酷くなると呼吸困難になり命を落とす場合もあります。
誰でも食物アレルギーを発症する可能性はあるのですが、一度アレルギーを発症してしまうと、体がその物質を受け入れてくれるようになるまで、アレルゲンを除去していかなくてはなりません。

こうした命にもかかわる食物アレルギーを持つ子供に対して、保育園では間違えて食べさせることが無いよう細心の注意を払って対応していかなくてはなりません。
では一体、どのように対応していけばよいのでしょうか?

まずは子どもが有する食物アレルギーについて保護者から根掘り葉掘り話を聞き取る

食物アレルギーのある子供を保育するにあたって、まずはその子のアレルギーの状況をしっかり把握しなくてはなりません。

食物アレルギーの子の保護者と確認しておくべき点
★アレルギーの原因となる食物
★食べた時の状態
★アレルギー検査の結果
★給食で提供する食材の確認

食物アレルギーの子の保護者と、保育を始める前に必ず上記の点を確認しあうことが安全に食事を提供する上で重要になります。
確認する際は、担任・給食担当者・主任保育士などが一緒に同席することをおすすめします。一人で話を聞いてしまうより、複数の部署の担当者が直接保護者と一緒に話すことで情報を共有しやすくなります。

まずは食物アレルギーの原因となる食材について把握します。加工したものは大丈夫なのか、加熱すれば食べれるのか、製造ラインにアレルギーの原因物質を使用した食品を製造している場合でも大丈夫なのか、など細かく聞き取っていきましょう。加工食品などでは、製造ラインが同じばあいがあり、稀にアレルギー症状を発症してしまうこともあります。

アレルギーの原因となる食材を食べた際の状況を聞き取ります。食べてしまうと蕁麻疹が出る・嘔吐するなどの症状が出る場合が多いので、アナフィラキシーショックの有無など詳しく聞き取ると同時に、万が一その症状が出た場合の対処の仕方も保護者と一緒に確認しましょう。必要に応じて、抗アレルギー剤やエピペンなどの薬を保育園で預かり、対応の仕方や保存方法までしっかりと確認していきます。

事前に保護者には病院を受診してもらい、アレルギー検査を受けてもらいましょう。その結果表を一緒に見ながら、アレルギーのレベルなどを確認し、治療の進め方についても確認していきます。医師の指示により、数ミリグラムから食べていく治療を行う場合もあります。その治療の勧め方によっては、食べてから時間が経って蕁麻疹が出たりすることもあるので、家庭での治療の為のアレルギーの原因となる食材の摂取の様子も把握していきましょう。

保育園の給食で使用している食材について、給食担当者から説明してもらいます。アレルギー物質が含まれている加工品はどのメーカーの物をしようしているのか保護者にも確認してもらい、代替えの食品にはどれを使用するのかを提示していきます。保護者としっかり確認が取れたら使用していきます。

食物アレルギーは除去するだけではダメ!食事中や食後にも気を配らないと危険です!!

食物アレルギーのある子の食事には、除去して食べさせるだけでは対応が不十分です。食事の環境をしっかり整えないと、誤食などの危険が伴います。

食物アレルギーの子の食事には、食前から食後まで配慮すべき点がたくさんあります。一つ一つを職員全員で把握しながら保育していきましょう。

食物アレルギーの子への対応で重要なポイント
★食事のテーブルは他の子と別にする
★食事を提供する前に職員同士で声に出して確認する
★職員が1人ついて食事を見守る
★食後は素早く別の部屋に移動する

食物アレルギーの子に誤食を防ぐためまずは食事の前に、アレルギーのある子のテーブルは他の子と別に用意しましょう。
他の子のテーブルに手が届かないよう少し距離を置くことも大切です。また、食物アレルギーであることが一目で分かるように、テーブルの色を変えるなどの対策もしておくと良いです。

食事を提供する前に、給食担当者と一緒に本日の給食にはアレルギー物質がどのメニューに入っていて、代替えはどれなのかなどを声に出して職員全員で把握しましょう。例えば「本日のサラダにハムが入っています。ハムには加工の時点で卵が入っているのでハムをシーチキンに変えて提供します。」という感じに、詳しく説明してもらいます。

食事中は食物アレルギーの子のテーブルには職員を一人配置し、その子の食事の介助や見守りを行います。配置された職員は決して他の子のテーブルに行って介助しないように気をつけましょう。万が一アレルギー物質を触った手で食物アレルギーのある子に介助した場合、アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

食事が済んだら、素早く他の部屋に移動させます。落ちた食材を拾って食べてしまうという事故を防ぐためです。こぼした食材を触ったり口に入れてしまわないように、着替えさせたりしっかりとお絞りなどで拭き取ってから移動しましょう。

食物アレルギーの子でも楽しくおいしく食事ができるような工夫をしてあげることが最大の配慮です

食物アレルギーがあると食事に制限があるため、最新の注意を払わないと命の危険に陥ることもあります。
しかし、生きたための大事な食事を楽しみたいという気持ちはだれでも同じです。
食物アレルギーの子も食事が楽しめるよう、保育士がしっかり見守りながらも声をかけたり他の子と同じように食べれているという感覚が味わえるように配慮していくことが大切です。

誰でも食事は楽しくありたいものです。食物アレルギーの子も友達と一緒に食事が楽しめるように、アレルギー物質が含まれていないメニューの日はみんなと同じテーブルで食事をするなど、状況によって環境を整えてあげると子供も喜びます。

アレルギーのある子もない子も食事という時間が楽しいものであるように、保育士も配慮していきましょう!!

 

本日も読んでいただきありがとうございました 🙂

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