こんにちわ!まろんママです。
今回は、子供が「自分で!」と言い始めた時期にどう対処したら良いかについて書いていきます。
「自分で!」と主張してくる時期の子供にどう対処する⁉
イヤイヤ期が始まると同時に、子供は大人が手伝おうと手を差し伸べることを拒否するようになります。
今まで手をかけてきたのに急に拒否されるようになってビックリ!
「自分でやりたい!」という意思表示であることは理解できるのですが、大人にとっては危険だったり、汚してしまいそうだったりするので、つい手をかけてしまいたくなります。
「自分でやってごらんなさい!」と見守っていると、なかなか思うようにできなくて癇癪を起してしまったり…。
どこまで手をかけて、どこまで見守って良いのか分からなくなりますよね。
「自分で!」という時期は何の意味があるの⁉
子供が何でも「自分で!と大人の手助けを拒否するようになることは、成長過程の一つでもあります。この時期に子供は“挑戦”と“失敗”を経験するのです。
子供は大人の行動に興味を持ってよく観察しています。それが「自分だってできるんだ!」という気持ちになり、自分も大人と同じようにやってみたい!と行動に出るのです。
しかし、いきなりできる子なんていません。必ず失敗して癇癪を起します。
ここで人生初の失敗の体験をすることになるのです。この「失敗の体験」をすることがこの時期の一番大事なポイントなのです。
なぜ失敗の経験が必要なのか⁉
人間誰でも失敗せずに完璧に生きていられるでしょうか⁉
失敗せずに生きてきた人間などいないと思います。
子供の最初の「自分で!」という時期に、失敗することを学ぶ経験があることで、これから先の人生で壁にぶち当たった時の対処していけるようになるのです。
子供は「自分にもできる」という根拠のない自信をもって大人の行動を真似しようとします。
当然失敗します。
癇癪をおこします。この癇癪を起すことで、失敗した自分を認めているのです。
失敗した自分の姿を、自分自身で確認すること、これこそがこの時期に必要な経験なのです。
大人はどのように対応したら良い!?
「じぶんで!」と言い始めた子供に大人はどのような対応をしたら良いでしょうか?
まずは可能な限り子供に任せて見守る
「自分で!」と手助けを拒否されると、大人としてはちょっと苛立たしく思いますよね。
しかし、これも子供の成長過程の一つと思い、ひとまず「どうぞ自分でやってごらん!」と子供に任せてあげましょう。
よほど危険が無い時以外はなるべく手を出さずに、口も出さずに見守ってあげましょう。
失敗した後の言葉がけが一番重要!!
案の定、失敗してしまったら「だからお母さんにやってもらえばよかったじゃない!」などと子供の失敗を注意するような言葉がけはやめましょう。
「頑張ったね!もう少しだったから、お母さんが手伝ってあげるよ!」と子供の頑張りを認める言葉をかけてあげましょう。
認める言葉がけがあると、子供は失敗した自分でも救われるという気持ちになり、自己肯定感を持つことができます。
子供の行動に一つでも褒める言葉をプラスしよう
忙しい時に限って「自分で!」と主張してくる子供。親としては「何で今なのよ!」と苛立ってしまいます。
この自分でやろうとする行動を、一つでも褒めてあげる習慣を身に付けておくだけで、子供は自分に自信を持つことができます。
失敗した時も、子供の失敗を責める言葉がけでは子供は自分に自信を持てなくなってしまいます。
子供に一つでも褒める言葉がけをするだけで、前向き思考の心が成長していきます。
子供の「困った」も成長の一つです
子供が何でも「自分で!」という時期、大人にとっては本当に困ってしまいますね。しかし、この時期の大切さを理解していると、前向きに関わることができますよ!
子供のわがままをどこまで受け入れる!?
「自分で!」と主張する子に、成長過程で重要だからといつまでも付き合っていられるわけではありません。
大人だって忙しい、次の予定もある。そんな時に子供にどう折り合いをつけさせるか!?とても悩みますね。
声掛けの一例として、次のようなものがありますよ!
「1回だけやってごらん!できなかったらママが手伝うよ」「○○ちゃんとママどっちが上手かな⁉先に○○ちゃんやってみて!次にママがやってみるから!」
「○○ちゃんならできるかな⁉次はママにもやらせてみてね⁉」
ほんの一例ですので、お子さんの様子や興味に合わせてアレンジしてみてください!
子供は競争することが大好き!
とにかく忙しいから今はわがままに付き合えない!という時は、子供が大好きな競争で勝負してみましょう。
わざとでも大人が負けてあげると、子供は十分に満足します。
負けたら勝者の子供をしっかりと褒めてあげる事も忘れずに!
まとめ
子供は何でも経験から学んでいきます。
成功した経験も、失敗した経験もどちらも大切な成長のツールです。
「自分で!」という子供の主張を“わがまま”と捉えてしまうと、子供の成長ツールは取り払われてしまいます。
「じぶんで!」という主張が子供にとって大切な学習ツールであることを大人は忘れずに関わることが重要なのです。
大人にも事情があって今はその主張に付き合ってられないこともあるかもしれませんが、上手な言葉がけで子供の学習ツールを取り上げることなく、生かしてあげてほしいと思います。
本日も読んでいただきありがとうございました 🙂
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